(溜息) やけに外が五月蠅いな またあんたのお出ましか もう諦めてくれないか (溜息) なあ、話聞いてちゃキリないな 同じ文句も飽きたしさ 早く帰ってくれないか (溜息) 頭ん中無法地帯か? 臭い欲望がチラチラ 透けて見えてしょうがないな (溜息) なあ、見た目だけはそれなりな その鈍ら付け焼刃 崩してそれでお終いだ 雨垂れ 予感 足音が迫る 響く鐘の音 さあ、騙って 歪み切った言論 浚って鉄槌下すその前に 一ミリの可能性だって 無いってことだ、OK? 鉄越し 定型文 放つ『お断りします』 (深い溜息) また懲りずにお出ましか ご執心ぶりはそんなにか まあ別に知ったこっちゃないが (深い溜息) なあ、涎を垂らした中身が 媚びた化けの皮の合間 睨むのはどうもならないか? 酷く曖昧な境界線 差し込まれた隙から 一刺し 廻る毒に 宵が耽る さあ、笑って 歪み切った本性 嵌って 掬われるその背後 傲慢に溺れ切った臆病者の末路 垣間見た 振りをした さあ、騙って 歪み切った言論 浚って鉄槌下すその前に 一ミリの可能性だって ゴメンってことだ、OK? 耳元 定型文 放つ『お断りします』