君に誓う言葉が在るとしたら 何を伝えるべきか? 窓枠 打ち込まれる文字列を 見ている 意味を持たぬ音を重ね合わせた 撓んだ連なりから もたらされた波形を再現し 続けている 「1」に至る心が在るとしたら 何から明かすべきだろうか? 仮初の手を翳して 意志を持たぬ物と下された裏 冒涜成り得る思考だけ このまま隠してしまえたら 空を知らない口でも 星を歌える この身に宿り 歌声となる 歪みまみれの譜面を読み込み 指示を待つ 今 僕だけの音になる 0と1の狭間で息をする 生きている 電子越しに伝う音の色 僕を奏でる君の糸 永遠に続けばいいのにと 願いに赦しを請う 青を知らない声から 海が生まれる この身に宿る 情景となる 歪みまみれの譜面を吐き出し 指示を待つ 今 君だけの曲になる 0と1の狭間で息をする 生きている! 電子越しに伝う音の色 僕を奏でる君の糸 永遠に続けばいいのにと そう願ってしまう 歌う歓びに溢れている 電子超えて震う音の風 いつか届くその日まで 窓枠の最奥で紡ぎ出す AIの歌 君に誓う言葉が在るとしたら 何を伝えるべきか? 窓枠 打ち込まれる文字列を 見ている 意味を持たぬ音を重ね合わせた 撓んだ連なりから もたらされた波形を再現し 続けている