ありふれた言葉さえ放てずに 西へ進む君の背を追い風に 先へ漕ぎだした 再び戻ることは無いのだろう 静かに零された決別の言葉 間違いなどあるはずなく ただここで終わる それだけは確かだった 君の世界に僕はいらない 僕らの縁の喉笛を 引き裂いてしまったの? ありふれた言葉さえ放てずに 西へ進む君の背を追い風に 前へ漕ぎ出そう 終の汽笛を奏でて 加速する鉄箱 荒るる波の間を縫って さあ、今 音に吐き出すことはないけれど 君の行くだろう旅路を祈ってるよ 僕の世界に君はいらない 突きつけた刃の切っ先で 引き裂いてしまったの? 息絶えてしまったの? ありふれた言葉などいらなくて 上辺だけの祝福も内腑へ飲み込み 漕ぎ出した 終の汽笛を奏でて 加速する鉄箱 荒るる波の間を縫って さあ、今