AWA

いきつけ

Track by狐火

200
5
  • 2022.11.30
  • 4:11
AWAで聴く

歌詞

行きつけのコンビニで 毎朝ホットコーヒーの ラージサイズを注文していたら ある時から注文しなくても ホットコーヒーラージサイズが 出てくる様になり この見ず 知らずの店員さんの日常に オレがいる 嬉しさもあったが その瞬間このコンビニとの別れが 近付いた気がした 今日の気分が ホットコーヒーラージサイズじゃな かったらどうする 何よりも季節が変わって冷たい飲み 物を飲みたくなったらどうする この店員さんの優しさに NOということで この店員さんがもう 二度とこの優しさを 持たなくなったらどうする この優しさだけは大事にして 欲しいから 去るのは自分だ もしくわ気分乗らなくても夏でも ホットコーヒー 無くてもいいと思っていたものを 待つ感覚が いつの間にか 日常の欠かせないものとなり あって当たり前になって いつも通りは もともとなかったものなのに あの人と出会う前は 何もなかったり そもそも 産まれた時はただゆりかごに 揺られているだけだったり 自分に行きつくまでの 今日も行きつけ作り 行きつけのアジア料理店 いつもオーダーする1杯セットは サラダ、えびせん、 チキンティッカにプラスして カレー等のメインを1つ選て生 ビールとおつまみも付いて来る ただ最後にゼリーが サービスされる様になった お腹いっぱいなところに茶碗1 杯分ほどのゼリー まぁ、美味しいし別腹だけれど この最後に控えてる ゼリーの為に食べる配分を 考えてしまう もし残したりしたら それはあの店員さんの優しさを 残すことになる いつの間にかあのゼリーを1杯 セットのメンバーに加え ただサービスだから今日は 無いかもしれないと思いながら 厨房の奥を覗くと ニコニコしながら出て来る 無くてもいいと思っていたものを 待つ感覚が いつの間にか 日常の欠かせないものとなり あって当たり前になって いつも通りは もともとなかったものなのに あの人と出会う前は 何もなかったり そもそも 産まれた時はただゆりかごに 揺られているだけだったり 自分に行きつくまでの ずっと行きつけ作り 行きつけの床屋 座った瞬間 切り始めるハサミ いつもと同じ髪型になる でも、 これは実は出来そうで出来ないこと 行きつけの居酒屋 座った瞬間に瓶ビール大瓶 いつもと同じ酔っ払いになる 人を作るのは周りの環境だってね 「何にしましょう?」 「今日はどうされますか?」 この環境 その人に映る自分は この環境が映した自分自身 ホットコーヒーラージサイズ全然OK 食後サービスのゼリー全然OK おまかせの髪型&髭と眉毛全然OK 座った瞬間瓶ビール大瓶全然それも 悪くない むしろ有難い もしかしたら ホットコーヒーラージサイズも 夏になれば アイスコーヒーラージサイズに 変わり 食後サービスのゼリーもたまには パンナコッタになったり おまかせの髪型は 常に時代の最先端を行き 座った瞬間の瓶ビール大瓶は 瓶ビール大瓶は 瓶ビール 大瓶はいつもそのままでいい 無くてもいいと思っていたものを 待つ感覚が いつの間にか 日常の欠かせないものとなり あって当たり前になって いつも通りは もともとなかったものなのに あの人と出会う前は 何もなかったり そもそも 産まれた時はただゆりかごに 揺られているだけだったり 行きつくまで行きつけに行きつけ 最後は自分自身に行き着け

このページをシェア

狐火の人気曲

狐火
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし