AWA

炎天下

Track by狐火

103
0
  • 2022.11.30
  • 3:13
AWAで聴く

歌詞

ステージの袖 最短距離で聞こえて来た 『なぁ、聴いてんのかな 狐火』という言葉は ここに来るまで置いて来てしまった 仲間達全員に聴かせたかった 2002年の福島いわき市 203号室の鈴木くんが 北海道にやばい人達いるんだって 貸してくれたCD まだやりたいことが 山ほどあることを教えてくれた 気付いたら言葉を サンプリングしそうだから 曲を聴き過ぎるのも考えものだと 思った日に 何だかラッパーになれた気がした 記憶が薄まる程 濃くなるアルコールを それでも全てを目に 脳裏に 焼き付けて 今日は間違いなくいつか「あの頃」 に変わる あの頃は良かったより 純粋にいい日だった 逃す快速、終電、 余韻に乗ったまま歩いて 上野に着く頃にまた遠くに夜明けが 訪れ もちろん、 オープニングアクトの自分が 今日の全てを持っていく ステージの袖で 何度も自分に言い聞かせた 季節外れ太陽が嘘のように 静けさが千葉の路上に反射 30代の最後にまだまだ 上がいることを知れてよかった しかも、 天辺はここよりももっと熱い炎天下 こんなところで胃が痛くならないで こんなところで唇震えないで 緊張で心震えても 喉元だけはしっかりしてくれ 頭真っ白にならないで 歌詞は口に出した後に 飛んでいってくれ いつも通りなんて二度とない いつもの為のもの 今日だけは 自分で自分を誉めれるような ライブを エゴサーチなんてしなくても それを見つけて欲しい ライブ DJのワンカップさんいいちこ 飲みながら「夢みたいな日だった」 という 打ち上げに出来るだけ長く 参加したかったから 翌日は会社を休んで 翌々日出勤 デスクに腰を下ろすと 本当に夢だったんじゃないかと思う ライブに向かう時も 会社に向かう時も 電車に揺られ改札で SUICAの残高を心配する 夢だとしたら 本当にいい夢見れた 目を覚まし 日常に戻りたくないくらいに もちろん、 オープニングアクトの自分が 今日の全てを持っていく ステージの袖で 何度も自分に言い聞かせた 季節外れ太陽が嘘のように 静けさが千葉の路上に反射 30代の最後にまだまだ 上がいることを知れてよかった しかも、 天辺はここよりももっと熱い炎天下 こんなところで胃が痛くならないで こんなところで唇震えないで あの夏、 祖母に無理矢理 YOUTUBEで見せたフジロックのTBH 首を傾げながら聴いてくれた ここは夢じゃなくあの日の未来 多分、夢を越えた先の未来で 未来ならここから覚める事はない だから、 こんなところで幕を下ろさないで だから、 こんなところで足を止めないで だから、こんなところで諦めないで

このページをシェア

狐火の人気曲

狐火
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし