見え透いた嘘さえも 隠せた気でいるのに 何一つ変われない僕が嫌になる 重なって 気付いている振りだけの嘘吐きさ あと一つ、 もう二つ、 まだ足りなくて 想い出とはこの声が届く距離 心のその向こうまで響かせようか 何もかも譫ばかりの僕らだろう? らしくない、何一つ らしくない 見え透いた嘘ばかり 微睡みに消えていく どうしても、 どうしても忘れられない 重なって 生き急ぐ振りだけの偽物さ 嘘を吐く、 嘘を吐く、 嘘をまだ吐いて 想い出とはこの距離に届く声 心のその向こう側で君を待っている 何もかも譫ばかりの僕らだろう? らしくない 何一つ、らしくない