一つ声を聞いた、それだけで 季節が色づきはじめたような 気がして やがて咲く薄紅より先に 私を染めてしまったの 気づいていないでしょう 私が嵐なら 君はまるで稲妻だ 照らして 心を貫いて そばにいて そばにいて 強く手をつないで 君となら どこまでもきっと行けそう 行けそう この夜を駆け出して 私をつかまえて 君がつけた名前で呼んで 澄んだ瞳にその眼差し まばたき一つも 見逃したくないほどに どんな景色も目に映らない きっと見上げた 横顔に見惚れてしまうから はーあ 紅く染めた頬 並べて 言葉にしなくても 心は自然に雄弁に 溢れて止まらない うちあけたいわ この胸の高鳴りを 寄り添うようにそっと重ねて そばにいて そばにいて もっとよく聞かせて 君となら どこまでもきっと行けそう 行けたら もう二度と戻らない誓いを 抱きしめて その心に閉じ込めて そばにいて そばにいて 強く手をつなげば 二人なら どこまでもずっと行けるよ そうでしょ? 何度でも 何度でも 私をつかまえて 君とならどこまでもきっと行ける 君がくれた名前で呼んで