会うたび前髪を気にしてたり 肩を叩くだけで汗が滲んだり 昔馴染みのこんな奴に 悩まされるなんて笑えちゃうな 思い切ると覚悟しても口先は震えて それでも今 針を止めた この放課後に逃げ場は無い 私がときめくだけじゃなくて 私にときめく君が見たい 今以上の景色に飛び込むには 友達のままじゃ駄目だ 好きになった理由なんて 大事じゃないから答えてよ 痛い程の高鳴りで溶かされる前に 着崩した制服は褒めるのに 鈍感気取りは流石に無理でしょ 変化球とか知らないから 遠慮せず自惚れていいんだぞ 沈みかけた黄金色が君の顔を隠す 止めた針が跳ねる音で 未来はどう変わるのだろう 振りまく笑顔も素敵だけど 私だけを見てる君でいて 誰かが隣にいるのは嫌だ 友達のままじゃ嫌だ 好きになった理由なんて 山ほどあるけどそうじゃなくて 答え合わせをさせてよ 心を見せてよ どんな私になれるかな 彼女になれたら嬉しいな