君が育てた花壇に 春の陽射しが注いで とても綺麗で ぼやけた空と冷めた部屋を 比べて肩を震わせた 片付かない台所 溜め込んだ洗濯物も 余る布団も 確かに君がここにいたと 嫌になるほど胸を打つ 僕の住処は変わらないけれど 宝物は欠けたまま 君がいないと生きてても 苦しいだけ 痛いだけだ やたら褒めてくれたり 甘えてくれるのは 世界のどこを見ても君くらいだろう 一番好きなあの曲も聴けないや 君のせいだよ 忘れることの出来ない幸せが 僕を縛り付けて離さないんだ いつも通りの朝が来て 足音が賑わい出すその傍らで 缶を片手に目も虚ろに 心を酷く鈍らせる 月で暮らしてる夢を見たんだ 笑う君もそこにいて 君がいないと生きてても 苦しいだけ 痛いだけだ 冗談で焦らせたり拗ねた 振りをしては 僕を困らせるのも君くらいだろう 星が綺麗なあの場所も行けないや 君のせいだよ 忘れることの出来ない幸せが 僕を縛り付けて離さないんだ 教えてくれた気持ちも幸せも 忘れさせてくれよ