もう掴みきれないあなたを 幻で終わらせたくない 息遣いの気配とか 指先に残る火の粉とか 確かに見えているのに あまりに脆く溶けていく 眩暈がするほど遠くで 耳鳴りが邪魔をする あなたが光る空は果ての果て 正しい星の形すらしていなくて どんな顔で笑ってたのかも 思い出せず さよならさえ まだ掴みきれない私の 光る理由が見つからない 独りで生きる自覚も 芽生える兆しもないまま 私を照らす空の果ての果て あまりに掛け離れた優しさだって どうしても傷に染みてしまう 幻でも求めてしまう あなたが光る空は果ての果て 正しい星の形すらしていなくて どんな顔で笑ってたのかも 思い出せず さよならだけでも