星降る夜に全部投げ出し 捨ててしまった自分 怒らせてしまったかな 泣かせてしまっただろうけど 抱えきるには余りに膨れた 期待と責任感 遅かれ早かれ この結末は変わらないから 月の裏側と 行ったり来たりを繰り返し 宛も無く回る 息もせずに 高く昇った火の凛を いとも容易く追い越して 重力さえも断ち切った 後悔してももう戻れない 何も遺さず置いてきた 大好きだった星の上 見守るには遠すぎたみたい 君にはもう見えないだろう 見当違いなんだよ 星にも月にもなっちゃいない 未練がましく情けなく ぐるぐると回ってるだけ ごめんねもありがとうも 言わずに消えた 愚かしい奴など忘れてくれ 高く昇った龍勢に 掠ることすら出来ぬまま 無重力さえ煩わしく 後悔してももう戻れない 星降る夜に近い宙から 見下ろす花火は 微かに弾けただけ 線香花火にも満たず 高く昇った火の凛を いとも容易く追い越して 重力さえも断ち切った 後悔してももう戻れない 何も遺さず置いてきた 大好きだった星の上 見守るには遠すぎたみたい 君にはもう見えないだろう