しずかにいきてきた それなりにこいもした あおくあおくまだみのらず かしこくすぎてきた なにもかもあわのように きえてゆくのに あかくあかくひをともして まだここにいる やさしくはなす ともだちのこえ すごくすごくいまほしくて いかりもかなしみも どこまでもついてくる ぜんぶをおぼえられない ぜんぶをわすれられない そんなあたまのなかに ただひとつのレスキュー いとしさも ただしさも そらにまう くらやみも ひかりさえ みゃくうつ さわやかに あざやかに いまをいきてる ふたつのなかからえらべなくて けつだんのひがちかづいて めぐるおもいのなかで よぎるなのは「おくびょう」 ときにはそばで しんじるこころを ときにはかこを みかたにつけて どんなきみも きょうというひが むだじゃなくなる ひとつのことをまもりつづけて ひとつのこともなおざりにして そんなあなたがどこかで わらっているといいな いとしさも ただしさも そらにまう くらやみも ひかりさえ みゃくうつ あおくあおく もえている まだしらぬせかいで あかくあかく ひをともして また いきてゆく
