週末、いつも通り帰り道で ふと昔のこと思い出していた いつの間にかもう時は流れて 大人になったつもりで街を歩く 何気ない一言が君を 傷つけてしまったんだ 戻れないあの青春も 必要だったみたいだ 今なら君の目を 見て話せるのに 君の中の私 昔のままでしょ ひとつだけ願いが叶うなら ひとつ大人になって会いに行くよ さりげない一言がいつも 私を勇気づけてた 変わらない気持ちのままで 君と話がしたい 味気ないお酒はまだまだ 私には早かったみたい ほろ苦い後味だけが 胸に残っていた 眠らないこの街の中で ひとり君を探しても 変わらない寂しさがひとつ 生み出されるだけ 何気ない目配せひとつで その日が幸せだったこと ワインに似たその渋みだけが 心に残った