今日も僕はこの白い街並みを ゆっくり踏みしめながら歩き 進んでく ふと見上げた灰色の空は 空っぽの心だった 君はいつからそこにいた? 気づかずにぶつかるとこだった 名前を教えてはくれないか 初めて会った気がしないんだ 僕たちの物語はここで 新しく始まったんだ 灰色の空も変わった 降り積もる雪が綺麗でさ 転ぶ僕を見て笑った もう一度見ててくれ きっと上手く踊れないけど 冷たい時間がいつまでも 続くといいなとつぶやいた ひとつ雨が降ってきた ひとつ風が吹いてきた ひとつ雪がとけてきた ひとつ聞こえる僕の音 なんだか僕らは泣きそうだ 見上げた空は滲んでいた また次に雪が降る日まで 踊るよ、消えない虹の中で