「どこを見つめてるの?」 「そこには何があるの?」 他人行儀に問ってみた 全て自分のことなのに 「先を見つめてるの。」 「後ろには何も無いから。」 下らない固定概念が 行く道を減らしている 何となくを繰り返して ここに立つ意味をなくして それでも生きていたくて ここに立つ意味を探して 行く宛も無くさ迷って 手にしたいものはなんだっけ? 気付けばここに立っていて 何となくを繰り返してる 思えば始まりさえ 下らないきっかけだった いやにヤニ臭い空間が とても愛おしく思えたのだ 一つ二つと数えて いざ向かう光のステージ いつもの愚鈍な自分と 目が合った気がしたんだ どこにもいない自分がいて 現実に帰りゃもがいて とりとめのない思いがいて 裸の心を引っ掻いて 口下手な僕が書く歌詞が いつにもなく輝いて それが鼓膜に届いて 誰も知らない花が咲いて 何を大切にしたわけでもなく 誰を愛してあげたわけでもなく ずっとただずっと 指折り数えてた そしたら徐々に光が差してきた 待ち受けるのは希望か絶望か 答えは決して無い 特別は今日という時だ 学ぶべきは道徳だ 戦うべきは自分だ 悟るべきは人の心だ 歌うべき曲は感情だ 頼るべきは体温だ 踏みつけるべきは現状だ 踏み締めるべきはこの道だ 何となくを繰り返して ここに立つ意味をなくして それでも生きていたくて ここに立つ意味を探して 行く宛も無くさ迷って 手にしたいものはなんだっけ? 気づけばここに立っていて 何となくを繰り返してる