ふわふわと浮かぶ情景を 余った方の手で壊す そんくらいの余裕があったら もう少し上手に生きれるかな? 現実逃避になったっていいさ ただ僕は知りたいだけ 問い詰める度おざなりになった 本当の答えが欲しい そこにあるのは何? 両目を塞いで確かめる さよならベイベー 最後だ 何もかもを忘れなよ 裸足になった僕はまた 君に向かえないでいる あれ?何かがおかしい 体が動かなくなってきた 酸性雨にまみれた僕の体が 心もろとも消えて 無くなりそうだ さよなら先生の言葉 「胸を張り生きてゆけよ」と 震える声で唱えた呪文 今じゃ座右の銘 灰色に染まった思い出 色づく時を待ちわびている 本当は言いたかった言葉が 胸の奥に深く深く詰まっている さよならベイベー 最後に ひとつ言葉を置いていくよ 裸になった僕じゃまだ 稚拙な表現ですが また巡り会えた時に あの方程式を解いてよ そうすれば映画みたいにまた 鮮明に思い出してゆく メランコリックな日々