凍てはネリネを目指す幽天 その経過には 足音慎ましく仕草と 氷紋みたいな街明かりが 私と君を包むようさ 「頼んでないが」なんて物憂げに 弱い毒つらつら 落ちる無邪気達が榾火に嫌われてる 水飴もカラコロコロ 時が悴んで君が振り返らない 雪の結晶自体は冬を疎むだろうから 私、同じ気分で夕暮れを愛してみる 暦は冷たさを増す 街だけが明日を行く 朽だら野、朽だら野 心などいっつも同じ さむしさの中さ あゝ、道をスラスラスラ 声が悴んで何処までも届かない 雪の結晶自体は冬を疎むだろうから 私、同じ気分で夕暮れを愛してみる 暦は冷たさを増す 街だけが明日を行く 雪の結晶自体は冬を疎むだろうから 私、同じ気分で夕暮れを愛してみる 雪が溶けて君が咲うまで