Track byポニーのヒサミツ
古ぼけた靴は"ぺたん"と 間の抜けた音をたてる 曇り硝子の向こうで変わる 木々の色すら分からなくなる 遠くで響く声がする 欠け落ちた月の光は 泣き顔も綺麗に照らす それを見た僕は黙って 溜息を空に浮かべる やがて街の灯りは 消えて闇に染まる 煙草の煙を溜息と混ぜた 乱れた影は 風の悪戯 ばれる事の無い 嘘の様に 少しあやふや 漂いながら 浮かんで消えていく 間の抜けた顔をして吸って 吐き出した煙は何処へ行く