花の根の様に脚光浴びずに 陽の方向に導き手を差し伸べて この花が咲くことを願い そんな道の端で道草を 腹いっぱい食べて 世界が 変わるくらいの大それたことが 出来るとは思ってない でも、 自分を 変えてしまうくらいの 大それたことは出来ると 思ってる時は満ちに満ちた 生きてる限りオレには スランプはない 強制するクラップユアハンズも 持ち合わせてない 腹空くくらいの不安で描いた 16越えて64小節の字余り 消費していくCD-R今日には取り返す 合わす顔を作る始発の新幹線改札前 せめて、 今日くらいは笑ってないと 帰りづらくなるからな 送る手紙の宛先減っていく 一方思い出す頻度増え 逆に思い出を酒のあてにそして、 自分の糧に 当てはめる為せば成る 果てはどうせ屍なら知らぬが仏 バターを吸い込んでいく ホットケーキの様に その言葉も腹の足しにする 待ち合わせの15分手前で待ってる 花の根の様に弱音すら吸い込んで 花の根の様に地中深くでも 花の根の様に陽の芽見れずとも 花の根の様に大丈夫だ最初から 初めて花を引っこ抜いた時に 生まれて初めて根っこを見た あのね、あれは花の根 誰しもが持っているもので きっとあなたの心の根っこで ずっと見守っていてくれている 「あなたが悲しい顔するとみんなが 悲しむから いつも笑顔でいなさい」 と老人ホームで言われた日から いつも笑顔でいたけど 「いつもニヤニヤしてて気味が 悪い」 って学校でイジメられたわ そんな時は涙が流れたわ 笑顔の代償に涙 でも、 それを受け止めることが出来るなら そのまま変わる 必要なんてないけれど まるで真っ白な キャンパスに全ての言葉が 秒単位に反映されている様な 両手を精一杯広げたって受け 止めること なんて出来やしないね すげぇそれは辛かった自分の限界を 突き付けられている様で 自分を貫くよりも周りに合わせた 方が生きやすい この人には笑顔、この人には真顔 どこまで 行ったらあの日の自分に 出会えるのか分からなくて その先で出会えた5分から始めた 発言権 これを観るも見ないも聴くも 聞かないも受け手の自由 なら、 こちらも周りに合わせることなく 自由 遠回りしてしまったけれど 自分はこれ以上にもこれ以下にも 成れやしない 変わるというよりもむしろ 戻るに近い 花の根の様に弱音すら吸い込んで 花の根の様に地中深くでも 花の根の様に陽の芽見れずとも 花の根の様に大丈夫だ最初から 2024年の正月の話 入院中のおばあちゃんが オレの誕生日に描いてくれた めちゃくちゃな塗り絵を見て 幼い頃におばあちゃんに 同じ様な塗り絵をプレゼントした 事を思い出した 本当に人生は良く出来ていると 思った 巡り巡ってまた出会えると思った あんまりこんな事言わないけれど 人生は道草すら不思議でとても 美しい