日に日に落ちていく膝 また日に日に気になるヒリヒリした 毎日に ギリギリ間に合った様な ベルの鳴りやまないホーム 経年劣化経年で 退化するよりはましかって 釣り針の様なカエシ付きリリック いや、 刺さってもすぐ抜けるくらいがいい じゃないとこの先も 刺さったまんまの針に蝕まれ ヒリヒリする 傷口はいつかカサカサ 瘡蓋固まったりする ライブした 後は3日間回復に時間がかかる様に なった 二日酔いもあるけれど、 地団太の痛みもあるけれど 年々重ねた喜怒哀楽をたった一夜で 表現する代償 胃の底に落ちて行った メンタルをまたゆっくり引き上げて 人の目や評価やっぱり気なる 支離滅裂気になんてせず ただ売り上げなんて 気にせずやるようやったら この給料明細にラップ手当をつけて 欲しいな上司 最後の切り札 「産んでくれてありがとう両親」 それは、 むしろ最初に跨いだスタートライン 期待だけ背負って腐乱した アインシュタインの脳 永遠なんて ホルマリンの中にはあるわけないか ら 日に日に落ちていく膝 また日に日に気になるヒリヒリした 毎日に ギリギリ間に合った様な ベルの鳴りやまないホーム たくさん開けたり閉めたり曲げたり 伸ばしたりする チャックや膝から 壊れていくならたくさん 開いたこの心はどう そのiPhoneで「か行」の「き」 で予測変換されるのは「狐火」 いつでも自分を確かめていつから 自分を確かめて 賞味期限に 興味失い調理しなくなった 冷蔵庫の隅 これを今日までに食べないと 終わってしまうんだって ならホルマリンに漬けておけばいい 一番良かったあの時、あの瞬間を ホルマリンに漬けておけばいい 終わってしまうくらいなら ホルマリンに漬けておけばいい それで誰かの満足が 保存されるのなら ホルマリンに漬けておけばいい ホルマリンに漬けておけばいい 満月は皆が 見上げたその翌日に消費されて 欠けていく様 ライブ翌日の自分を照らし半月板を 手のひらで包み あの日が一番良かったなんて口が 裂けても言えないな 最高だった昨日だってもう二度と 出会わない過去になった今日は 日に日に落ちていく膝 また日に日に気になるヒリヒリした 毎日に ギリギリ間に合った様な ベルの鳴りやまないホーム たくさん開けたり閉めたり曲げたり 伸ばしたりする チャックや膝から 壊れていくならたくさん 開いたこの心はどう 割り箸がきれいに割れただけで 喜んでいた頃が懐かしい 今はきれいに割れて当たり 前失敗したら少し落ち込む 高校の卒業記念に買った PORTERのチャックが壊れた いつも通りチャックが開くと 思ってただいぶ落ち込んだ 当たり前に浸かりたいなら ホルマリンに漬けておけばいい いつでもあなたに会いたいなら ホルマリンに漬けておけばいい あの瞬間が忘れられないなら ホルマリンに漬けておけばいい 終わる事を恐れるのなら ホルマリンに漬けておけばいい 日に日に落ちていく膝 また日に日に気になるヒリヒリした 毎日に ギリギリ間に合った様な ベルの鳴りやまないホーム たくさん開けたり閉めたり曲げたり 伸ばしたりする チャックや膝から壊れていく ならたくさん開いたこの心はどう?