帰り道 地面は白く 夜空を照らして 少し明るい町の通り どこかの家の窓は暖色照明 夕飯を作る意識 ひとつ いつか冷えていく その時が来るまで 食べたご飯 身体を燃やすの 鍋を火にかけて 好きなものを入れて (冬空は隠し味です♪) 煮込め 煮込め 受け取った全てを 煮込め 煮込め 平らげてよ 一緒に! あの日 食べたご馳走と なんだか少し違う味だけど それで 感じる轍 昨日のチキンに にんじんやじゃがいもやら 丸ごとシチューが嬉しい朝は 思い出の片隅 ギリギリ見えるところで 今も 私支えてる気がした これまで食べた 全てが余さずに 私を作り上げている そうでしょう? 白息がそっと 冬を教えてくるように 蓋の脇から顔出す湯気が 歓びの合図だ 煮込め 煮込め 受け取った全てを 煮込め 煮込め 分かち合うの 一緒に! あの日 食べたご馳走と なんだか少し違う味だけど それで 思い出すでしょう 喰らえ 喰らえ 愛せる日々を 喰らえ 喰らえ 苦いことは 一緒に! いつか 食べるご馳走は どんなか分かってない味だけど だから生きていくのね 食卓が明日も輝きますように 「ごちそうさまでした」