細やかに煌めくんだ 電車は夜を引き 焦りは見ないふり 1人きりリビング 営みは街になって 僕たちを連れてくんだ 廻り廻る今日が 休む場所 リビング 朝起きて お茶の間に立ち お水を一口飲んで 僕は生き物 指をこね 微睡の中 世界をヒトカケもいで 僕は生き物 溶け合えないままで 触れ合っているんだ 皮膚の下には流る孤独 ただ 夢と交わるんだ 偽物のようでも 波に乗り 伝って 繋がるよリビング ゆくゆくは灰になって まだ居ない君になって 終わりの日が来ても 続いてくリビング 知りきれないままで さよならは嫌だろ 皮膚の下からうねる鼓動 ただ今を生きてくんだ 寂しさのようにね こらえられないもの 抱えてくリビング 昨日は記憶になって 思い出は距離になる 笑っちゃいそうでも それもまたリビング ただ土になりゆくんだ 等しさの前でね 涙は出なくても 思い出すリビング 微笑みは愛になって 試みは明日になる 笑っていたいから 今日もまたリビング 朝起きて お茶の間に立ち お水を一口飲んで 溢る生活 生き物