AWA

まどの景色は

Track by濁茶

1
0
  • 2023.05.22
  • 3:44
AWAで聴く

歌詞

この指に止まった春が 揺蕩う花の一輪だけが 私の足音に気がついて そっと会釈をしてくれました 脳みそをもぎ取られては その痛みを毎日しがんで ふと気がついたら 歩けない 待ち受けにはできないの 写真はまだ 少し鋭利 空いたまま 穴の先で 繰り返しを睨む きっとそれはすぐそばで首を 定期の区間が見せた 窓の景色は 変わらないまま 暮れてゆく 証明のできないまま 哀しいことは 哀しいままで 連れてくよ 九九はまだ覚えているわ そりゃ七かけ七なら解るわ 「あの建物ができる前って…」 そんなことすら覚えてられないのに 心臓が脈打つたびに この頭へと流れる記憶 まだ上映の終わらぬ日々に そのスクリーンに釘付けのままだな 欠けた心の形を なぞる蝋燭の灯り 眺めて眺めて 慰めは 少しだけ頬をゆく 定期の区間が見せた 窓の景色は 変わらないまま 暮れなずむ 証明のできないまま うつらぬものは うつらぬままで携えて だからここにおいでよ 私の指じゃ繋ぎ止めれぬ 煙の君 たまに戻っておいでよ 哀しいことは 哀しいままで 持っとくから この指に止まった春に 揺蕩う花の一輪だけに 私の喉元が縮まって そっと会釈をして眠るんだ

このページをシェア

濁茶のアルバム

濁茶
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし