窮屈な部屋の中に 糸のように通る風と 揺れ動く窓の外を 手紙に綴れないとして 誰でも 写真を撮る 気持ちは空を飛び交う光 あなたは小窓の中 そこから滲むものを拾う 雨がいた 雨がいたから 子守唄1つ 剥がす 街はただ 声も出さずに したたかに 非力と謳う 窮屈な言葉の中に 河のような想い載せる 本物をうつす影にしか なり得ないのだとしても 僕ら今 何を想うだろう 想像は止めずにいてね 優しさを紡いでくんなら できるのはそれだけだから 夜がいた 夜がいたから 空想は胸を撫でる 優しさを紡いでくんなら できるのはそれだけなのさ