同志社前の プラザで 待ち合わせした あの日から 半年経った 今もまた 一人で来ては 立ち止まる キャンパスの灯り 消えかかり 思い出だけが 残ってく 一休寺への 小道には 新しい月が 浮かんでる お経の声は 聞こえずに 静寂だけが 包んでる 田辺城址に 腰かけて 飛行機雲を 探してた 関空行きの 光たちが 夢の航路を 描いてる 憧れだって いいじゃない 今のままでも いいじゃない 深夜営業の カフェでは アイスコーヒー 溶けながら 私の悩み 溶かしてく 氷の音が 心地よい 学生の街 歩いてて 誰かの青春 見かけては 私も確かに 今ここで きらめく季節 生きてる
