三沢の浜辺に 寄せては返す 白い波の音 月に濡れる 淋代海岸を 歩く足跡 冬の海原に 消えてゆく この夜の街で 耳をすませば はるか彼方へ 続く想い 谷地頭で見た 星空のように 心が遠く 輝いてる 小川原湖畔 葦が揺れて 渡り鳥達の 夢を守る 古間木の通り 人影もなく 記憶の風が 通り抜ける 空の轟音 夜を駆け抜け 明日を運ぶ 銀の翼よ この地平線が 教えてくれた 広がる世界 胸に抱き この夜の街で 耳をすませば はるか彼方へ 続く想い 谷地頭で見た 星空のように 心が遠く 輝いてる 暁の風に 吹かれながら 見上げた空の 果てしなさに 新しい夢が 芽吹くように そっと目覚める この街で
