遠く離れて いい気になって この町で生きてる こうして僕は 良い子になって 気が触れてしまうの 夕焼けて 優しい町の 煙突に浮かぶまんまる すぐに明日が今日になる 汗をかいて飯を食って いつか死んでしまう僕を かまわないと許してゆく 町並みに 営みに 揉まれながら ユーウツな雨は 止んでしまった 気が済んだみたいに 寂しい僕は ピエロになって 自惚れてたところ ひび割れた 轍の上を うなだれて走るポンコツ もう思い出せないことを 辿り着いたこの世界を 誰のせいでもない今を 懐かないまま飼い慣らす こんちはと さいならを くり返して 慰めた 優しいうたも ここじゃおれひとり救えない すぐに明日が今日になる 汗をかいて飯を食って いつか死んでしまう僕を かまわないと許してゆく もう思い出せないことを 辿り着いたこの世界を 誰のせいでもない今を 懐かないまま飼い馴らす もう思い出せない僕を 誰のせいでもない今を 町並みを 営みを 振り返って 愛しい日々を ブーツで蹴って 南区に住んでる