解り合い支え合い歩いたとして 結局は独りの人だと思うから 蔑まれ毒されて踏み外しても 存在を続ける価値は揺るがない 君と生きると決めたから 外野の声はどうでもいいさ 明日の命の保証も無いけど 四十年先も二人で笑おうよ そんな約束が出来てしまう こんな幸せな巡り合わせも 二度と無いだろう それなりに長い年月が過ぎれば 似たような昼も夜も迎えて来た でもそれは全て違う光があり 飽きもせず薬指を翳していた 息詰まる時勢や濁る正義感や 見放した態度や曇る未来図に 邪魔されないように 繋いだ手を握り直し 深く染まる夜に 溶けないように隣にいるよ 君と生きると決めたから 星の言い分もどうでもよくて 僕らの命が続くように信じ 四十年先の奇跡を夢見て 君と他愛ない話をしよう こんな残酷な世界の中で 明日の命の保証も無いけど 何十年先も二人で過ごそうよ そんな約束で泣けてしまう こんな幸せな巡り合わせも 二度と無いだろう