朝起きる、歩く 風歌う 雨が降る 傘をさしている 昼になる、少し眠くなる 夜になる 今日が、終わっていく ただ柔らかい布団に 顔をうずくめていた 外はもう、花吹雪 ただ春がやってくるだけの 儚い日々に 少しぼやけて見える視界 その匂いがする度 お前が奪ったって 春が来る、僕は座り込む 夢を見る、サイダーを飲んでいる 少しずつ夢が覚めてくる 酔っている、なんて 思うだけだ ただ君の匂いがしてる 綺麗な春の色 綺麗なものは消える 花びらが舞うその瞬間 ポツリと雨が降れば 花びらに涙は似合わないよ そんなことを言ったのは君だって 何となく生きられることを 人は愛と呼び 夢は時に儚いというのは そんなことを吐いた 春が散る、夢は夢のままに そのビー玉の奥 春を咲かせたあなたは今 どんな顔をしてるのかだって、 ねぇ。