二月の引き締まった空 余裕を持って行くんだ 白いシャツが被らなければいいけど ああ 不思議な程落ち着いてるんだ 長すぎた洞窟での暮らしから 気付いたことがあった とても言えないこともあった 今誰でもない男になれそうさ これからどこまでも行こう 宇宙の仕組みがわからなくても いいから こんなクソまみれでもいいかい くたびれたんだよ やり直せるなんて言わない 適当なことだけ 少しだけ怖いのよ 自分の気持ちに迷いや戸惑いが 見え隠れしてるから 悲しいことがあった 多分嬉しいこともあった でもよくわからないものだね 今更そんな それでも確かめに行こう 私にとってはもう必要な 人じゃないかも だけどあの頃を想うと 呆れるように 許せたり 笑えたり 涙が出るのよ 逆さまの僕ら 銀色の風に吹かれて 見たことあるような 春を見つめてる