街の閑散を歩く淡々と 知らない場所目指して 淡く段々と染まる早朝の 明けの明星の下へ くだらないいつもの会話 変わらないシンパシーが 歳をとったくすのきの下 重ねてきた日が 今 光を乗せて 東の空駆け 見上げた星まで届くから 白々と夜明け ゆらゆら今日が揺れ いつかは忘れてしまうかな 街の閑散を歩く淡々と 知らない場所目指して 淡く段々と染まる早朝の 明けの明星の下で 暇になって見た映画 ガラガラになった電車 忍び込んでふざけた部屋 散らかったジェンガ 口ずさんだメロディが 語り合った夜が 晴れ渡った青い空から 溢れていた日差しに透かして見た 手が 今 光を乗せて 東の空駆け 見上げた星まで届くから きらっきらの夜明け 夢見てるような光景 全てを忘れずいられたら 嫌気が差すほど綺麗な朝焼け いつかは忘れてしまうなら もっと見つめて