ぼんやりとしてる暗がりの中 いつまでも遠くのどこかを見てたら 少し昔のことや 燃える情熱の詩が 空に零れ 失ってしまったもの 身につけてしまったもの 感傷的になってしまうんだよ 夜が明けてもそんな僕のこと いつも通り茶化してよ あの遠い星まで 手の届くその日まで 黄昏よ 強く抱きしめて ああ今 会いたいよ すぐに触れたいよ 止め処ない侘しさを 連れ去ってゆくのだろう きっと なんだか泣きそうだよ 夜に負けそうだよ 笑うなよ わかるだろう いなくなっちゃだめだよ 軽く濁した言葉 俯きがちな仕草 本当のことはいつも見えないけど 憧れてる 君はどこまでも そんな風に行くのだろう いつもの場所で 気付けば一人きりで 遥かな星たちが響いて どうにかなりそうだよ 少しだけでいいよ 溢れ出す切なさを 包み込んで溶かしてよ 悲しいことは教えて 汚い所も見せて ただ裸の心のまま 無邪気な戯れでどうにか 踊っていられたら 夢見てたその世界で 何も言わず口付けて 柔らかな優しさを 見せつけてほしいんだよ 笑うなよ わかるだろう いなくなっちゃだめだよ