思い出すメロディが 遠く遥かへ連れ出す 夢の様な日々を浮かべ 彷徨えることなら 握り返す手の平 少し熱くて気になる 柔らかな笑みを浮かべ ありふれた言葉で 頬に朱く、西の空 夢を見た 消えず残るのは優しい声だけと 溢れ出すメロディが 言葉、声、心、引き出す 歌でならどんなことも 噛まずに言えるのに 今も朱く、西の陽は 夢の中 少し泣くのには茜も罪な色 何度も思い出して 曖昧な事を悔やんで 会えないかと思い立って 言葉が出てこなくて 何度も思い出して 何度も描き直して 何度も夢見たって 元には戻らなくて 夢の様な日々を浮かべ 彷徨えることなら 今も朱く、西の陽は 夢の中 少し泣くのには茜も罪な色 頬に朱く、西の空 夢を見た 消えず残るのは優しい声だけと 茜の声だけと