これは夢か現実なのか 湯立つ風に酔わされたのか とりあえず夏のせいにして 誘われるがまま飛び出した 少し気になるような、 ならないような距離感の君がいる 勿論これはただの照れ隠しで 今もほら釘付けだ 飛沫が上がり日差しが透けて いつにも増し輝いてる 間抜け面で見惚れたまま 馬鹿みたいに足を滑らせて 飛沫が上がり日差しが刺さる 恥ずかしいけど楽しいな 冷やかされたって もう誤魔化せなくて 君に絆された青い夏 無責任に囃し立てられ とりあえず騒いで気を引いて 戯れに浮き輪を放り投げ …何も得られませんでしたけど 定期試験の話、 好きな科目の話しかできないや 勿論これもだだの照れ隠しで 話しかける勇気自体無い 飛沫が上がり日差しに透けた 君の笑顔が可愛くて 間抜け面で見惚れたのち 阿呆みたいに口を滑らせて 真顔の君の視線が刺さる 恥ずかしいし気まずいけど 君に絆された夏が全部悪い 飛沫が上がり日差しが透けて いつにも増し輝いてる 間抜け面で見惚れてまた 馬鹿みたいに足を滑らせて 飛沫が上がり日差しが刺さる 恥ずかしいけど楽しいな 冷やかされたって もう誤魔化せなくて 君に絆されたひと夏の恋だ