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祭の残火

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  • 2022.09.13
  • 4:16
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歌詞

街風の独り歩き 遠のいた夕暮れ 彼女はまだ眠っている 足枷の重みですら 祭の白肌にはただ 呑まれて焔を宿す 狐の面が言う夢は 残火と共に在る 鳥居を祭壇たらしめて 灯りはとうに 頬杖ついたあの子を 照らすことに飽きてしまった 送り出したならサヨナラ 静けさの中の言葉は 鮮明なハズで 鮮明なハズで 「私はいます」 「祭の残火にいます」 「街風と呼ぶには 余りに寂れてしまった風景」 「それらを辛うじて 照らしていた夕暮れはもういない」 「あの子はまだ起きない」 街風の独り歩き 遠のいた夕暮れ 彼女はまだ 祭の残火には灰になる表情 あの人の行方は 喧騒が隠している 祭の残火には灰になる表情 あの人の行方は 喧騒が隠して あゝ、祭の夜には散る想い出 明日へと 明日へと 明日へと 明日へと 私、絶えど あゝ、祭の夜に落ちる涙が 明日へと 明日へと 明日へと 明日へと 私、絶えど 祭の残火には灰になる表情 あの人の行方は 喧騒が隠している 祭の残火には灰になる表情 あの人の行方は 喧騒が隠して 「私はいます」 「祭の残火にいます」 「街風と呼ぶには 余りに寂れてしまった風景」 「それらを辛うじて 照らしていた夕暮れはもういない」 「石段と赤い提灯は 鳥居を祭壇のようにして」 「しかし、人の哀哭などには 興味が無いようだ」 「あの子はまだ起きない」 「狐の面をかぶった 貴方の言う夢は」 「果たして彼女の夢と 大差ない煌めきなのだろうか?」 「また祭の残火に遺灰が降る」 「また祭の残火に遺灰が降る」 「また祭の残火に遺灰が降る」

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